特長

種類   
コールドシーム=Aタイプ    コーナーペースト=Cタイプ


Cタイプ=コーナーペースト

コーキングの方法とほぼ同じです。
先端に専用のキャップを取り付けると、幅広く薄く塗布することが出来ます。

参考:例えば、壁紙のジョイント個所を、これ以上開かないようにするには効果的なテクニックです。
    ヨーロッパでは壁紙の場合で、水がかかりやすい場所に使用しています。
    コーナーペーストを塗布すれば若干目立ちますが、表面の湿気にも絶え、ジョイント個所は保護
    され汚れなく清潔になります。
    専用キャップの向きを変えますと、巾を狭く厚みを着けて塗布することも出来ます。

参考:例えば、床材の熱溶接個所のジョイント補修には最適です。
    入り隅のすき間補修にも最適です。



Aタイプ=コールド・シーム
ジョイントは「重ね切り」か「落とし込み」又は「化粧断ちしてからの突き合わせ」が一般的です。
そのジョイントを、はがれないように、目立ちにくく、長持ちさせる溶接のテクニックです。


施工上の注意
施工するジョイント箇所は、必ずマスキングテープをしてシーム液を流してください。
マスキングテープはシーム液の「液たれ」や床材の表面の無駄なシーム液から保護します。
また、湿気の多い時期に発生する白化現象も防ぎます。



1. 養生テープを貼る
一般的な養生に使用される紙テープ(マスキングテープ)をジョイント個所に貼ります。
この養生テープを採用して施工すれば、最高の仕上りが約束されます。
現場の状況とご予算に応じて、この養生テープの採用をご検討ください。

養生テープの貼り方
1-1.ジョイント個所の左右(両サイド)に貼る方法があります。
    注意:あまりすき間が開かないように貼ります。
1-2.ジョイント個所を中心にして、真上から左右均等に養生テープを貼り、ジョイント個所にカッターの
    刃を入れて、養生テープのみをカットする方法があります。
    注意:例えば、クッションフロアのような軟らかい床材の場合は、前述の「1」をお薦めします。

養生テープの巾
  液がはみ出さない程度の15mm程が適当と思われます。

2. 液をジョイントに入れる
先端を上にしてキャップを取り、針を速やかに溶接個所のジョイントに、下地に当たるまで押し込みます。
    注意:先端を下にしてキャップを取りますと、液が針をつたってこぼれますので注意が必要です。
        床材の表面に液がこぼれないようにご注意ください。
        そして先端の針の個所を握り、ゆっくりと手前に針を引きながら液を流し込みます。

    注意:チュウブを押さえなくても、液は流れます。
         針の角度は45度程度が適当です。

水のように粘りのない柔らかな液のために、狭いすき間に入って床材の切り口を濡らし、濡れた個所が
溶けて接合します。科学的な原理から誕生した液の溶接工法です。
従いまして、現在の国産のシーム液とは接合面積や溶接力(接合力)が違います。
また手順が少し違いますが、施工方法は良く似ています。

3. 養生テープを取る
数分後に、表面の液が少なくなったら養生テープを取ります。
    注意:床材によっては、この液で「ふやける」場合があります。
        例えば、1.8mmの住宅用クッションフロアの場合は、ミシン目の症状になる場合があります。

そして不具合個所をチェックします。
もしも接合が出来ていない個所があれば、同じ方法・手順で、その個所にのみ液を流し込み補修します。
参考:特に湿度の高い梅雨時期などに、このテクニックは最高の仕上りを約束します。
    表面がプレーンな床材は、継目個所が液で濡れて変色しますが、しばらくすれば同じ色に戻ります。

4. 溶接個所の養生
現場の状況に合わせて、液溶接の施工が完了したら、踏まれないように注意します。
その方法は、溶接個所に再度、養生テープを貼る方法です。
参考:この方法は、シームシーラーや熱溶接では出来ないテクニックです。

追伸
養生テープを採用すれば、最高の仕上りが約束されます。

現在の国内の熱による溶接方法・手順と比較してみて下さい。
溶接の直し方とその直し方の容易さ、そして溶接後の強度などを比較してみて下さい。

液の溶接テクニックは全てに優れ、ヨーロッパやアメリカで主流になっています。