商品に同梱されている安全対策を講じて施工して下さい。
コーキングの方法とほぼ同じです。
先端に専用のアタッチメントを取り付けると、幅広く薄く塗布することができます。
また、専用アタッチメントの向きを変えますと、幅を狭く厚みを付けて塗布することもできます。
参考
「白化現象」や床材等が「ふやける」現象などを防ぐための3箇条
施工するジョイント箇所を乾いた雑巾やタオル等でから拭きし、湿気と表面の汚れを取り除いてください。
一般的な養生に使用されているマスキングテープを、ジョイント箇所の両サイドへ10~15㎜程度ずつになるように貼ります。
<マスキングテープの貼り方>
2-1.ジョイント箇所の左右(両サイド)に貼る方法【クッションフロア等の場合】
すき間が1㎜以下になるように貼ります。
2-2.ジョイント箇所を中心にして左右均等に貼る方法【硬質ビニルシート等の場合】
幅広のマスキングテープをジョイント箇所が中心になるよう左右均等に貼り、その後、ジョイント箇所にカッターの刃を入れて、マスキングテープのみをカットします。
参考
ひと手間かかりますが、マスキングテープを採用して施工すれば、最高の仕上がりが約束されます。
先端を上にしてキャップを取り、チュープ先端に付いている針を速やかに溶接箇所のジョイントへ、下地に当たるまで押し込みます。そして、先端の針を指でおさえ、ゆっくりと手前に引きながら液を流し込みます。針の角度は45度程度が適当です。チューブを押さえなくても、液は流れます。
注意
先端を下にしてキャップを取りますと、液がこぼれます。
床材の表面に液がしみ出るのを防ぐため、マスキングテープをジョイント箇所に貼って施工してください。
参考
水のように粘りのない柔らかな液のために、狭いすき間に入って床材の切り口を濡らし、濡れた箇所が溶けて接合します。科学的な原理から誕生した液の溶接工法です。
従いまして、現在の国産シーム液より目立たず、接合面積が床材の厚み分の面積となり、溶接力(接合力)が強力です。
数分程で表面の液がなくなりますので、マスキングテープを取ります。不具合箇所がないか確認し、接合出来てない箇所があった場合は、再びマスキングテープを貼り、不具合箇所にのみ液を流し込み補修します。
現場の状況に合わせて、液溶接の施工が完了したら踏まれないように、再度、マスキングテープを貼り、保護します。
※現在の国内の熱による溶接方法・手順と比較してみて下さい。溶接の簡易さと直し方の容易さ、そして溶接後の強度は抜群です。
液の溶接テクニックは全てに優れ、ヨーロッパやアメリカで主流になっています。